確定申告の提出方法とは?”e-Tax”と”紙提出”の違いをわかりやすく解説 

税務

個人事業主がいざ確定申告を行う際、「申告書はどのように提出すればよいのか」と迷う方もいるかもしれません。 
確定申告では所得を計算して申告書を作成した後、その申告書を税務署へ提出する手続きまで行う必要があります。

提出方法によって手続きの進め方や準備するものが異なるため、あらかじめ概要を知っておくことが大切です。 
ここでは、確定申告書の提出方法について、個人事業主の方向けに分かりやすく整理します。 

確定申告の提出方法は主に2種類 

確定申告書は、次のいずれかの方法で提出できます。 

① e-Tax(電子申告) 

e-Taxとは、国税庁が提供している電子申告システムです。 
インターネットを利用して、申告書をオンラインで提出できます。 

申告の流れは次のようになります。 

① 国税庁「確定申告書等作成コーナー」で申告書を作成
② マイナンバーカードなどを利用して本人確認
  (ID・パスワード方式を利用する方法もあります)
③ e-Taxで申告データを送信
④ 受付結果を確認

自宅のパソコンやスマートフォンから申告できるため、税務署へ行く必要がなく、申告期間中でも24時間利用できる点が特徴です。 

また、「確定申告書等作成コーナー」では画面の案内に沿って入力するだけで申告書を作成でき、そのまま電子送信まで行うことが可能です。

② 紙の申告書を提出する方法 

もう一つは、紙の申告書を作成して税務署へ提出する方法です。 
提出方法は次のいずれかになります。 

・税務署の窓口へ持参 
・郵送で提出 

郵送する場合、確定申告書は税務上「信書」に該当するため、 
郵便物(第一種郵便物)または信書便として送付する必要があります。  

郵送の場合は、封筒の消印の日付が提出日として扱われます。 
そのため、申告期限に間に合うよう早めに送付することが重要です。 

e-Taxと紙提出の主な違い 

提出方法の違いをシンプルに整理すると次のとおりです。 

項目e-Tax 紙提出 
提出方法 インターネット送信郵送または税務署持参
提出場所自宅などどこでも可能税務署へ提出
(持参または郵送) 
必要な準備マイナンバーカード印刷した申告書
手続き時間24時間利用可能税務署の受付時間に影響 

近年は国税庁も電子申告の利用を推進しており、個人事業主でもe-Taxを利用するケースが増えています。 
一方で、パソコン操作に不安がある場合や書面で確認しながら作成したい場合には、紙で提出する方法も選ぶことができます。 
それぞれの特徴を踏まえ、自分の環境や状況に合った方法を選ぶとよいでしょう。

確定申告の提出方法で迷う個人事業主の方へ 

確定申告では、所得の計算や書類の整理など、さまざまな作業が必要になります。 
こうした負担があるからこそ、提出方法についても自分に合ったやり方を選ぶことが大切です。 

申告方法や手続きに不安がある場合は、税理士に相談することで進め方を整理できます。 
安心して事業を続けるためにも、確定申告の手続きを正しく理解しておきましょう。 

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