■ 利用者識別番号とは
利用者識別番号は、e-Tax 上で納税者を特定するための「ログインID」に相当する番号です。
e-Tax を使った申告・申請・納税・メッセージ閲覧など、
あらゆる電子手続きを行う際の出発点となります。
番号は 半角数字16桁で構成され、個人・法人それぞれにつき1つだけ発行されます。
一度発行された利用者識別番号は、年度が変わっても、
住所や氏名などの情報が変更されても引き続き使用します。
原則として 変更や再発行は行われません。
マイナンバーとは役割が異なり、
マイナンバー:本人確認・番号法上の番号
利用者識別番号:e-Tax専用の管理番号
という位置づけです。
新規取得の前に必ず確認すべきこと
利用者識別番号は、本人が気付かないうちに既に取得されているケースが非常に多くあります。
そのため、 いきなり新規取得に進まず、まず既存番号の有無を確認することが重要です。
既存番号がある可能性が高いケース
- 過去に税理士・会計事務所へ確定申告を依頼した
- 税務署または確定申告会場で職員のサポートを受けて申告した
- 住宅ローン控除の初年度申告を行った
- freee・マネーフォワードなどで電子申告を行ったことがある
→ 上記に該当する場合、9割以上の確率で既存番号があります。
個人と法人の取得方法の違い(基本は共通)
利用者識別番号の取得手順は、個人・法人で共通です。
ただし入力情報が若干異なりますので、各々必要なものをご準備ください。
| 【個人】 | 【法人】 | |
| 利用者識別番号 | 1人につき1つ | 1法人につき1つ |
| 基本情報 | 氏名・住所・生年月日 | 法人番号・法人名・納税地 |
| 本人確認 | 本人が実施 | 代表者が実施 |
| マイナンバーカード | 本人のカードを使用 | マイナンバーカード方式を利用する場合は代表者のカード使用 |
| 番号の継続性 | 転居・氏名変更後も同一 | 代表者変更後も同一 |
主な取得方法
国税庁では、利用者識別番号の取得方法として次の5つを案内しています。
今回は「即時取得」が可能な
”マイナンバーでの取得方法””Webで開始届出書を提出する方法”をお伝えします。
- マイナンバーカード方式(最優先・即時取得可)
- Webで開始届出書を提出(カードなしでも可)
- マイナポータル連携(実務的には①と同様)
- 書面提出(郵送・持参) ※時間がかかるため非推奨
- 税理士による代理取得
マイナンバーカード方式での取得方法(推奨)
マイナンバーカード方式は、本人確認が自動で即時発行でき、入力も少なく最も確実でスムーズに取得できます。
▼ 必要なもの
- マイナンバーカード
- スマホ(マイナンバーカードの読み取りに対応しているもの)
注意:マイナポータルアプリを事前インストールしておいてください
▼ 手順
- e-Tax公式サイトへアクセス
https://www.e-tax.nta.go.jp/ - 「ログイン」→「e-Taxソフト(WEB版)」へ進む
- 初めて利用する場合は「新規作成(アカウント作成)」を選択
- 「開始届出書(個人/法人)」を選択
- 「マイナンバーカードまたはスマホ用電子証明書を..」
→「お持ちの方はこちら」→「スマートフォンを使用」 - マイナポータルアプリでQRコードを読み取る
- 氏名・住所等を確認(多くは自動入力)
- 画面に利用者識別番号が表示される(即時発行)
※表示された利用者識別番号は、後で必要になるため保存しておくことをおすすめします。
Webで開始届出書を提出する方法
Webで開始届出書を提出方式は、マイナンバーカードがなくても原則即日発行でき、PCやスマホだけで手軽に手続きが完結します。
▼ 必要なもの
- 推奨環境を満たしたPCやスマホ、タブレット
▼ 手順
e-Tax公式サイトへアクセス「ログイン」→「e-Taxソフト(WEB版)」「新規作成(アカウント作成)」を選択個人/法人の「開始届出書(新規)」を選択「お持ちでない方はこちら」をクリック必要情報を入力(住所・氏名・生年月日など)入力内容を確認完了画面に利用者識別番号が表示される
- e-Tax公式サイトへアクセス
https://www.e-tax.nta.go.jp/ - 「ログイン」→「e-Taxソフト(WEB版)」
- 初めて利用する場合は「新規作成(アカウント作成)」を選択
- 「開始届出書(個人/法人)」を選択
- 「マイナンバーカードまたはスマホ用電子証明書を..」
→「お持ちでない方はこちら」をクリック - 必要情報を入力(住所・氏名・生年月日など)
- 入力内容を確認
- 完了画面に利用者識別番号が表示される
※表示された利用者識別番号は、後で必要になるため保存しておくことをおすすめします。

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